原油CFD
世界の政治・経済動向が価格に反映
数ある商品相場の中でも、世界の政治・経済の動きが最も集約されているのは原油相場だと言えるでしょう。
とくに、産油国とその周辺の政治情勢、中国などの新興国の原油消費動向は、原油相場に大きな影響を及ぼします。
原油価格が今日のように急騰したのは、03年春に米国がイラク戦争を仕掛けたのが発端です
ここ数年の原油相場を押し上げているもうひとつの要因は、中国をはじめとする新興国の台頭です。07年まで5年連続で10%以上の高度経済成長を遂げた中国では、石油消費量も拡大の一途をたどっています。
中国だけでなく、世界中の新興国が高度経済成長とともに、石油消費を拡大しており、供給が追い付かない状況が続いています。
そのため長期的に、原油相場は上昇し続ける可能性が高いと言えそうです。
OPECの生産方針も原油相場に影響
短期的な原油相場は、産油濃くが集まる中東や南米などの政治情勢や石油の大量消費国である米国・中国などの経済情勢に左右されやすい傾向があります。
また、米国・中国などの経済指標が好転した場合も、原油相場を下支えする要因となりやすいのです。
もうひとつ注目したいのが、産油国の石油生産動向です。特に世界の主要産油国で構成されるOPECがどのような生産方針を決定するかが、原油相場に大きな影響を与えます。
OPECは原油価格が安すぎる場合は、減産によって価格を上昇させようとします。高すぎると、増産を図ることもあります。
したがって年2回開催されるOPEC総会や、不定期に開催される臨時総会でどのような生産方針が発表されるのか注意を払う必要があります。
また、原油相場はドル相場と密接に関係しています。
ドル安なら原油高、ドル高なら原油安になる傾向にあります。
原油CFDは、CMCマーケッツ・ジャパンが扱う英国原油、米国原油の2銘柄があります。
米国原油はWTIですが、英国はブレントと呼ばれる原油の相場で、WTIとは動きが異なります。